+ 使用機材 DVDを焼くのに使っている機材です。 ・DVDライティングドライブ ・DVデッキ ・EZDV(DVキャプチャーカード) ・MTV2000(DV→MPEG ハードウェアエンコーダ) 1 素材 アナログ素材(衛星・地上波放送/LD) ・一旦DVに録画したものを使用します。 デジタル素材(DVD) ・市販DVDの場合「SMART RIPPER」に代表される リッピングツールを使ってDECCSコードを外します。 2 キャプチャ [デジタルキャプチャ] DVデッキとPC(EZDV)を繋いでキャプチャします。 DVフォーマットは30分で約5Gの容量を消費するので 参照AVIのチェックを有効にしておきます。 [アナログキャプチャ] MTV2000の入力にVHSデッキやチューナーの出力を繋いで 無圧縮AVIやMPEG2でキャプチャします。 アナログキャプチャは HDの断片化によるドロップフレームの発生と画質の調整に注意が必要になります。 特に無圧縮AVIの場合は常駐ソフトや重い作業など、 割り込みが発生する可能性のあるファクターは極力排除したほうがいいでしょう。 3 動画編集&エンコード 「AVIUTL」を使ってCMカットやファイル同士を繋げます。 編集したAVIを保存する時は映像・音声共に「圧縮無し」にチェックを入れます。 [TMPEG(ソフトウエアエンコーダ)を使う場合] 1 編集の終わったAVIファイルを起動したTMPEGにDrag&Drop。 2 画面右下の"ロード"から「DVD (NTSC).mcf」を選びます。 3 もう一度 画面右下の"ロード"から\Extra\の中にある「unlock.mcf」を選びます。 4 画面右下の"設定"を選び各タグの数値を図の数値に設定します。 5 以下の項目をソースや用途に合わせて変更します。 [ビデオ] アスペクト比率・レート調整モード・動き検索精度 [ビデオ詳細]ソースアスペクト比 ※動き検索精度は「最高画質(最低速)」だとエンコード時間がかかりすぎるので 「標準」か「動き予測検索(高速)」を選んだほうがいいでしょう。 6 画面右の"ストリームの種類"の「System(Video+Audio」を選びます ※映像と音声を別々にエンコードする場合は「Videoのみ」や「Audioのみ」を選びます。 7 画面左上の"圧縮開始"でエンコードが始まります。 [MTV-2000 DV→MPEG2ファイルコンバータ(ハードウエアエンコーダ)を使う場合] 1 編集の終わったAVIファイルを起動したファイルコンバータにDrag&Drop。 2 コンバート開始 3 未完成 4 オーサリング ここではオーサリングソフトとして「Spruce Up」を使用します。 1 DVDのメニュー画面に好きな画を貼りたい時は あらかじめ「720x480」の静止画(BMP.JPEG・・)を用意しておいて エクスプローラーで背景リストにDrag&Dropします。 2 エンコードしたMPEG2ファイルをエクスプローラーでムービーリストにDrag&Dropする。 3 ムービーリストのサムネイルからプロパティを選択して任意の位置にチャプターを設置する。 ※細かな調整は難しいのでこの時点では厳密な位置にはこだわらず 必要なチャプターの数を適当な位置に打っておく。 4 背景リストから任意の背景画を右のメニュー作成エリアにDrag&Dropします。 5 ボタンリストから任意のボタン画を右のメニュー作成エリアにDrag&Dropします。 6 Drag&Dropしたボタンを右クリックして任意のムービーチャプターを設定します。 ※ムービーリストにDrag&Dropしてあっても ボタンに関連付けされていないムービーファイルはオーサリングされないので注意。 7 テキスト入力でボタンの名前を書きます 8 [表示]-[出力] を選択し、画面上の出力先を「タイトルセット」に変更します。 9 任意の出力先フォルダを指定して"書き込み"をクリック。 完了までエラーが出なければ出力先フォルダに[Video_ts]と[Audio_ts]のフォルダが出来ます。 5 IFO の修正 「SPRUCE UP UTILITY」でチャプター位置とムービーの再生順序を修正します。 ワイドモード(16:9)のDVDを作成する場合は 「IFOEDIT」を使って任意の箇所を変更します。 6 DVD焼き WINCDR ULTIMATE 7.0 を使って [Video_ts]と[Audio_ts] をDVDメディアに焼きます。 7 再生チェック DVDプレーヤーやPCで再生出来れば成功です。